Windowsっていつまで 10 で止まっているの?
Windows 11 へバージョンアップはしないの?
たしかに Windows 10 が発売されたのが「2015年」になります。
そろそろ新しいバージョンが出てもおかしくないタイミングですね。 結論からいうと Windows 11 は「2021 年の秋ごろ」に発売されます。
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Windows 10 が最後のバージョンでは?
Windows 10 の発売当初、Microsoft の開発者であるジェリー・ニクソンが、イベント「Microsoft Ignite」の中で、Windows 10 がデスクトップソフトの「最後のバージョン」と発言し、当時、端的な噂を聞いた私も少しざわつきました。
Windows 10 をアップデートし続ける
ただその後 Microsoft が「Windows は、イノベーションとアップデートを継続して提供していく」という声明を発表し、ホッとしたのを覚えています。
つまり Microsoft は、Windows10 を「無料でアップデート(更新)し続ける」ということで、ユーザー(個人、企業)からすると、バージョンアップするたびにソフトウェアを入れ替えしなくていいので、1度Windows 10 のパソコンを買ってしまえば、壊れるまで最新バージョンを使えるという仕組みです。
実際に Windows10 は、おおよそ年/2回のペースで大きな更新がされており、2015年頃と比べると Windows 10 の中身もかなり変化しています。
Windows 10 の更新メリット
すでに標準Webブラウザの「Edge」には、Google「Chrome」と同じエンジンである「Chromium」をベースにしたものが取り入れられていますし、最近では、2020年5月に バージョン 2004 (May 2020 Update; 20H1) がリリースされています。
バージョン2004(20H1)で更新された内容
・ネットワークカメラのセキュリティ向上
・Bluetooth ペアリング強化
・Cortana の変更
・クイック検索の追加
・クラウドからの PCリセット
・メモ帳の改善
・マウスカーソル速度の設定
・日本語 IME の機能強化
このほかにも紹介しきれないほど、使いやすくするための機能改善が行われています。また今後のバージョン表記は、「20H1(現在)→20H2→21H1→21H2」という流れになりそうです。
Windows10を更新し続けるメリットは、開発コストを抑えるためでもありますが、マイクロソフトの大きな顧客は「企業」です。企業にとってはソフトウェアが変わると、PCやソフトを入れ替えする負担は大きくなります。
マイクロソフトとしては、継続的なシェアを保っていくうえで、これからはソフトを売るより、シェアを保ちつつ、新たなサービスで儲けようという戦略。例えば、Amazon AWS に対抗する「Microsoft Azure」もそのひとつです。
ついに Windows 11 を発表!
そんな中でマイクロソフトは、さらに「Windows 11」を正式に発表!
核心部分はWindows 10 をベースにし、ユーザーインタフェース(UI)を変えて、画面の印象が大きく変化しています。ユーザーによって好みのカスタマイズの幅が広くなっていて、人気のグループウェア「Microsoft Teams」もOS機能の1つとして統合される予定です。
クラウドPC「Windows 365」の登場
クラウド PC によって、今後は場所や PC を選ばずに「Windowsを使える」
まさにハードウェアからも開放された Windows と言えるものとなりそうです。
これにより企業としても物理的なPCに縛られず、PCやデータを社外に持ち運びする必要もなく、すべてがクラウド内で完結し、セキュリティもいまより安心して使えるようになります。365は、ユーザー当たりの料金を月額固定制(サブスクリプション)として提供する予定。
Windowsのバージョン確認
いま使っている Windows10 のバージョンを確認するには
1.スタートボタンを右クリック
2.システムを開く
3.バージョン情報「Windowsの仕様 / バージョン」で確認できる。
Windws10 では、更新と同じく、古くなった Windows10 のサポートを終了しているので、古くなる前に更新するようにしておきましょう。
まとめ
以上、Windows11は2021年の秋ごろに発売されますが、Windows10からのアップデートでは、PC要件は厳しめです。
今後は、Windows 365 が企業提供されるため、いよいよクラウドPCの時代に突入することになります。
ではまた!