私は末端冷え性で、冬になると足の指が「じんじん」した状態になります。しばらく暖かい場所にいないと元に戻らなくなるので、体温を下げないアイテムがないかと探していました。ある日、同じく冷え性の先輩に薦められたのが「ボア素材のビジネスシューズ」です。
結果、これが大正解!
ということで今回は、私も使っている「冬でも暖かいビジネスシューズ」の選び方やおすすめアイテムを紹介していきます。
目次(ページコンテンツ)
冬用ビジネスシューズの選び方
ボア・裏起毛で選ぶ
一般的なビジネスシューズは、夏場でも履けるよう通気性を良くして、湿気を逃がすように作られていますが、そのかわりに保温性は低くなっています。靴の内側に「ボア素材(裏起毛)」を使っているビジネスシューズは、冬でも暖かい体温(空気)を効率よくキープしてくれます。夏に使えないというデメリットもありますが、冬場になると足元が寒いと感じている人には、このボア素材が使われているビジネスシューズがおすすめ。
価格で選ぶ
ボア素材を使っているビジネスシューズは種類が少ないですが、それでも安いものと高いものがあります。価格の高いものは、保温性の高いボア素材が使われていたり、ボア素材が靴下につきにくかったりします。靴を脱ぐことが多いビジネスマンなら1万円以上のもの、それほど糸くずは気にしないし、ある程度の機能性で十分という方なら、1万円以下のものと、必要な機能にわけてシューズを選んでみましょう。
おすすめの暖かいビジネスシューズ
今回は、楽天市場から実際に使っているもの、送料が無料になっているコスパの良いビジネスシューズを選んでいます。ちなみにファッション関連だけはアマゾンをあまり信頼できてないので避けています。価格が高い順に紹介するので、価格帯で探すときの参考にしてみてください。
裏起毛ビジネスシューズ(1万円以上)
スタイリッシュなデザイン。ちなみに私も使っています。仕事で靴を脱ぐ機会はありませんが、仕事帰りに座敷タイプのお店を使うこともよくあるので、ボア素材の質には少しこだわりたかったというのが選んだ理由です。見た目もラウンドトゥ(つま先)の丸み具合が流行に左右されないものなので気に入っています。色々と試した中では一番暖かく感じたビジネスシューズです。
裏起毛ビジネスシューズ(1万円未満)
少し皮が安っぽい感じがしますが、しっかりお手入れしてあげれば綺麗には履けます。特に革靴の顔となるつま先部分をよく磨いてあげると、質感が増します。ボア素材はウール(羊毛)を使っているので、少し毛抜けがありますが、肌触りがよく、保温性も高くなっています。ウールは太陽の光にあてると変色する弱みもありますが、靴の中だとその心配がないのも嬉しいポイントです。
裏起毛ビジネスシューズ(5000円以下)
最低限の機能性があれば十分という方におすすめ。つま先のデザインが異なる2種類(ラウンドトゥ、ロングノーズタイプ)がある「お手頃価格のビジネスシューズ」注意点としては、つま先の反り角度を大きめにとっているタイプなので、つまづきにくく、歩きやすさを感じる人もいれば、反り慣れしていないとつま先が落ち着かない人もいると思います。サイズは、靴下で調整できるので、いつもよりワンサイズ大きめを選びたい。
暖かい冬用の中敷き
もしビジネスシューズを買うよりもっと安く済ませたいという方は、ボアの中敷き(インソール)を試してみるのも悪くないと思います。中敷きタイプは、ボア素材になっているのが足裏部分だけなので、保温性はシューズタイプよりも劣りますが、よりコストを掛けたくないときに役立つアイテムです。
ボアインソールの中敷きは他にもありますが、「COLUMBUS」は男性用フリーサイズがあるのが嬉しいですね。中敷きは簡単に取り外しがきくので、ボア素材を試すにはピッタリです。このインソールは分厚いタイプではなく、タイトなサイズで履いている人でも紐をゆるめて調整すれば、型崩れの心配もありません。
*価格は700円程度
まとめ
私は1日外に出ないときもあるので、通常のビジネスシューズ(オールシーズン)も使いつつ、冬用のビジネスシューズ(ボア素材)2パターンを使い回わしています。
ファッションの基本は足元からと、よく雑誌でも薦められますよね。こういう靴に安っぽさがないか?と気にする方もいるかもしれません。私も場面によって、「CROCKETT」などそれなりの革靴を選ぶこともあります。たしかに見た目は大切ですが、電車通勤をする私のような一般人が、毎日の通勤に10万円の靴を履いても、それは身の丈に合っていないファッションのような気もします。
それに良いモノは、一生ものです。大事な場面で使っていきたいので、通勤時に人に踏まれたくないですし、仕事関連では極力履かないようにしています。普段使いのビジネスシューズの価格なんて気にしなくても大丈夫という方や、モノの使い分けができる方なら、多少の安っぽさを気にする必要はないですよね。
なにより冷え性にとっては、名より実が大切です。