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【JPRIDE / JPT1 レビュー】テレビ音声を Bluetooth に変換するトランスミッター

こんにちは、マグ(MAG)です

Bluetooth未搭載のテレビと繋げるだけで、Bluetooth通信ができるようになるトランスミッターとして人気ガジェットになっている「JPRiDE / JPT-1」

今回は、このガジェットを徹底レビューしていきます!

JPRiDE – JPT1 【製品レビュー】

Amazon(アマゾン)では、4000を超えるユーザーからの評価を集めていますが、トランスミッター、オーディオレシーバーといった機能は、使い方がイメージしにくくもあります。記事では、使い方やメリット&デメリットなどすべての情報まとめていきます。

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JPRiDE(ジェイピーライド)

パッケージ&外観

まずは、パッケージ内容と外観をチェック!

パッケージ

パッケージそのものは豪華なものでなく、質素な感じです。

同梱品
  • 本体
  • 充電ケーブル
  • ミニジャック(3.5mm)ケーブル
  • ステレオ音声端子ケーブル
  • 説明書

 

外観

こんな小さいの?と思うほど本体のサイズ感はインパクトがあります

重さは18グラム。

本体には、電源ボタンと、送信受信(TX/RX)の切替スイッチがあります。2つしか操作系ボタンがないので、あまり操作は難しくなさそうです。

 

機能

JPT-1 の機能的なポイントを解説!

送信モードと受信モード

JPT-1 の大きな特性は、音を変換して Bluetooth で送信したり、受信したりできることです。ただこの送受信の機能は、ちょっとイメージしにくいので、イメージ図で解説します。

送信(TXモード)のイメージ図

送信機として使うとき、JPT-1 本体を Bluetooth未搭載のテレビ、ラジカセなどの出力側「RCA端子(赤白のステレオ音声端子)」もしくは「ステレオミニプラグ(3.5mm)」に接続。そうすることで JPT-1 本体から ワイヤレスイヤホンなどに音声を送信できます。

ほとんどの場合、ヘッドホンジャックのプラグに挿すことで送信が可能です。

受信(RXモード)のイメージ

受信機として使う場合は、JPT1 本体を、Bluetooth 未搭載のカーステレオ、スピーカーなどの入力側「RCA端子(赤白のステレオ音声端子)」もしくは「ステレオミニプラグ(3.5mmジャック)」に接続。

そうすることで、スマートフォン、タブレットから送信された音を JPT-1 が受信して、そこからスピーカーに音声を出力してくれます。

使い方としては、テレビ音声をワイヤレスヘッドホンに送信するというユーザーがとても多いですが、アナログAV機器や、カーオーディオに取り付けて受信機として使うユーザーも意外と多いです。

最大2台の同時送信

送信(TXモード)では、最大2台まで Bluetooth 送信ができます。

これは JPT-1 をテレビに接続して、テレビ音声を Bluetooth で送信するとき、2台のデバイス(イヤホン、ヘッドホンなど)に同時送信できる機能です。この機能をうまく使えば、深夜でもヘッドホンを使って、迫力あるサウンドの音楽や映画を「2人同時」に楽しむことができます。

*受信(RXモード)は最大1台

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JPRiDE(ジェイピーライド)

 

評価

ここからは使って感じたこと、JPT-1 の良かったところ悪かったところを評価していきます。

使用感

今回は、JPT-1 をテレビ(送信モード)と、カーステレオ(受信モード)で試しました。

本体が非常にコンパクトなので、テレビ、車で使っても場所を取らないサイズ感は、JPT-1 の魅力です。

初期設定や操作はシンプルです。

  1. 繋げたい機器にケーブルを接続
  2. 送信(TX)と受信(RX)を切り替え
  3. 電源ボタン3秒押しで電源をON
  4. 電源ボタンを素早く2回押して青LED点滅
  5. ペアリングしたいスマホやイヤホンを繋ぐ

これで初期設定は終わりです。

JPT-1 取扱い説明書

機能的にも複雑さはないため、そこまで難しい操作はありません。ガジェット操作が苦手なユーザーでも設定は簡単だと思います。

1回のフル充電は、約2時間

本体バッテリーでの連続使用は、送信(TX)で約13時間受信(RX)で約12時間

充電は、USB-A to micro USB-B の給電になるので、近くに USB-A ポートがあれば、ずっと充電したままで使えます。

JPT-1 は、Bluetooth Ver5.0 を搭載しており、通信範囲も安定しているため、10メートル近く離れなければプツプツっという音切れは抑えられています。

 

遅延

JPT-1 は送信(TXモード)するとき「aptx/コーデック」の接続が優先される設定です。

送受信の接続デバイスが aptx に対応していない場合には、自動で「SBC/コーデック」に切り替わります。定番コーデックである SBC では 約 0.2 秒の遅延が発生しますが、そこまでシビアな環境を求めないなら遅延は気になりません。

また Apple が採用する「AAC/コーデック」は、約 0.8 秒の遅延が発生しますが、こちらも音だけなら遅延は気になりません。

JPT-1 が対応する音声コーデックの遅延

TXモード(送信) aptx(約0.07秒)、SBC(約0.2秒)
RXモード(受信) AAC(約0.8秒)、SBC(約0.2秒)

遅延はあくまで、基準となる映像とのズレがないと人は実感できません。目を閉じて雷の音を聴いていれば、稲光と音がズレてるとは分からないはずです。

 

音質レベル

JPT-1 の対応コーデックは、aptx、AAC、SBC の3種類になっているので、そこまで高音質のスペックではないです。ただハイレゾなどの高音質でなくても、音質への強いこだわりがなければ、十分に満足できる音質になっています。

JPT-1 が対応する音声コーデックの音質

TXモード(送信) aptx(少し良い)、SBC(そこそこ)
RXモード(受信) AAC(少し良い)、SBC(そこそこ)

ハイレゾ、aptx-HD と比べてしまうと音質は劣りますが、この価格帯でこれ以上は厳しいです。

各コーデック(音質・遅延)解説は こちらから

 

評価

JPT-1 の悪かったこと良かったことをポイントに分けて評価!

悪かったポイントは、「ユーザーサービス」

JPT-1 は購入してもユーザー登録をしないと、1年間の正規保証が有効になりません。

登録するには、ユーザー自身が動かないといけないので、ちょっと面倒な作業になります。メーカー側でハードルを上げて「このハードルを越えてこない人に保証はありません」というのは、ちょっと残念ですね。

ほかに気になったことは、メーカー情報の少なさです。

調べてみると、JPRiDEはブランド名であって、販売しているのは「エムピートレーディング」という企業になっています。

会社名 株式会社 エムピートレーディング
設立 2013年9月
所在地 東京都渋谷区桜丘町23番17号 シティコート桜丘408
業務内容 オーディオ機器等の企画・開発・販売

JPRiDE 公式サイトでも、どういう技術開発をしているか?などの具体的な情報はとても少ないです。あまりハッキリしたことは言えませんが、中国企業から提案された製品に、ブランド名を付けただけの「OEM製品」という可能性もあります。

OEMは悪いことではないですが、メーカーのバックボーンが分からないのは気になったポイントです。

良かったポイントは、「製品」

ガジェットとしての機能や品質には、特に気になったところはなく、完成度が高いです。コンパクトで軽量、手にしやすい価格帯なのは、使う側としては嬉しいiポイントになります。

サービス面のマイナスを差し引いても、トランスミッター&レシーバーとして人気が高いことは納得できますし、購入を迷っている方にもオススメできるガジェットです。

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JPRiDE(ジェイピーライド)

 

評判

JPT-1 のネット上の評判は?

Twitter

Twitter にあった実際に使っているユーザーの声をいくつか紹介します

 

偽レビューチェック

Amazon での偽レビューをチェックできるサイトで調べると

 

結果は「3.99ポイント(5点満点中)」

これは、Amazonカスタマーレビュー内と同等スコアで、信頼性がある結果と判断されています。

 

まとめ

以上!「JPRiDE / JPT-1」の製品レビューでした。

JPT-1 は、Bluetooth 化できなかった機器を使っているユーザーにとっては、かなり使えるガジェットです。

 

もし電源もペアリングも出来たのに「音が出ない」って場合は、端子の接続を確認してみてください。

送受信に使う主な接続先

送信(TXモード)
テレビから音声を飛ばす 音声出力端子(イヤホンジャック)
ラジカセから音声を飛ばす 音声出力端子(イヤホンジャック)
アンプから音声を飛ばす 音声出力端子(イヤホンジャック)
音声出力端子(ステレオ音声端子)
受信(RXモード)
車で音声を受ける 音声入力端子(ステレオ音声端子)
音声入力端子(AUXジャック)
アンプで音声を受ける 音声入力端子(ステレオ音声端子)
音声入力端子(AUXジャック)
ラジカセで音声を受ける 音声入力端子(AUXジャック)

特に「入力・出力端子」を逆に付けてしまったり、本体にあるモード選択(TX/RX)を間違えてしまうことが多いようです。

ではまた!

 

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