最新モデルとなる iPhone16 が24年9月20日に発売されました。
前モデルから充電ポートにはUSB-Cが採用されて、いよいよ Macbook、iPad、Android機種と共通したケーブルが使えるようになり、ユーザーにとっては充電しやすい環境に。
当記事では iPhone16 を急速充電する方法をわかりやすく紹介していきます。
目次(ページコンテンツ)
iPhone16 を急速充電する方法
早く充電するためには、その中身を知ることが大事ということで充電スペックから見ていきます
充電スペック
iPhone16 の充電スペックを解説
バッテリー関連の仕様
iPhone 16 | |
バッテリー容量 | 約 3560 mAh |
ポート形状 | USB – C |
急速充電の規格 | パワーデリバリー(PD) |
急速充電ワット数 | 20 W ~ 30 W |
ワイヤレス充電 (規格&対応出力) |
Magsafe:最大 25 W Qi 2 : 15 W Qi:7.5 W |
大きく変わったのは、Magsafe が 25 W充電に対応したことで、ワイヤレス充電も一気に高速化になりました。
前機種の iPhone15は、Magsafe 充電が最大 15W なので、いかに早くなっているかが分かります。このレベルならワイヤレス充電の環境があれば十分と感じるユーザーも増えそうですね。
前機種と比べて、バッテリー容量が 6 %ほど少し増え、搭載チップも A16 から A18 に変わっています。
そのため充電効率が良くなり、動画などの再生時間が2時間ほど伸びています。
急速充電の条件
iPhone16 ユーザーが急速充電の環境を作るうえで、最低限の必要な条件となるのは「20W以上の充電器」です。
本体を購入しても iPhone16 には充電器が付属されていないので、すでに持っている充電器を使うか、別売りで購入するかのどちらかです。
・USB – C タイプ ・20 W 以上の充電器 |
出力20ワット以上の充電器があれば、約30分で最大50%の高速
そのため早く充電したいなら、最低でも20W出力の充電器が必要です。
ここで注意したいのは、ケーブルを使った通常の高速充電 + ワイヤレス充電も高速充電にしたいと思っているユーザーだと、この条件が変わります。
Magsafe の最大充電スピードである25 Wをフルで使いたいなら、最低でも出力30W以上の充電器が必要です。
iPhone16 | ||
環境 | 有線 | 有線&Magsafe |
必要出力 | 20 W | 30 W以上 |
そのため充電器を選ぶときには「ケーブルを繋げる充電のみ使う」か「ケーブルとワイヤレス充電どちらも使いたい」っていう 2 パターンがあります。
どういう充電環境にしたいかをイメージして、充電器を選ぶようにすると失敗しません。
おすすめの充電器|20 W・30 Wタイプ別
iPhone16 の急速充電におすすめの充電器を出力別に紹介します
*価格はアマゾン / 2024.9.24 時点
1.Anker PowerPort III Nano 20W
A2633
・サイズ感 ・プラグが折りたためない ・最大出力は 20W |
Anker 製のコンパクト充電器
最大20W出力ができるロングセラーモデル。口コミでもコスパが高いと評判です。
プラグが折りたためないのが唯一の欠点。1000円台のコストを考えると仕方ないトコかなと思います。
てのひらサイズよりも、さらに小さいので持ち運びにかなり便利。
選べるカラーも豊富で、ブラック、ホワイト、ラベンダー、ミントグリーンの4色から選べます。ケーブルを繋げる急速充電なら、コレ1台あれば充分と感じられる充電器です。
2.エレコム
EC-AC14WH
・2 種類のポートを搭載 ・折り畳みプラグ ・出力 30 W モデル |
エレコム製の2ポート充電器
USB-C、USB-A ポートをそれぞれ 1 つ搭載していて、USB-Cポートからは最大30Wの出力ができます。iPhone のほか iPad や Macbook にも対応しています。
Magsafe の最大出力にも対応しているため、ワイヤレス充電でも急速充電が可能。
折り畳みプラグを採用していて、出し入れするときに引っ掛かったりしないので、扱いやすさが嬉しいポイント。
USB-Aポートで、ほかのガジェットを同時充電したいって思ってるユーザーにおすすめ
3.エレコム
EC-AC4365BK
・USB-C ポートが 2 つ ・最大出力 65 W ・コンパクト設計 |
最大出力65 Wのハイスペック充電器
USB-C ポートが 2つあって、各ポートは 1 台充電なら最大65W出力。
2台同時充電なら20W+45Wが最大出力になっています。
手のひらサイズのコンパクトな設計で、長いところでも5.2センチ。10円玉2枚くらいのサイズです。
iPhone 16 をケーブル充電するだけなら、完全にオーバースペックです。Magsafe を最大速度で使ったり、MacBookやノートPCも同時充電したいってユーザーにおすすめ
4.UGREEN Nexode Mini 45W
CD294
・2 台同時充電 ・折り畳みプラグ ・最大出力は 45 W |
UGREEN製、最大出力45Wモデル「CD294」
この充電器は2つのUSB-Cポートを搭載しており、単ポートだけで使うと最大45W出力。同時充電のときは 25W+20Wに出力を調節してくれます。
出力が iPhone 16 の充電スペックと似ているため、ケーブル充電( 20W )と、Magsafe 充電( 45W )で使うと、かなり相性がいいです。
折り畳みプラグを採用しているので、持ち運びにもスマートに対応してくれます。
5.Anker PowerPort Atom III 65W Slim
A2046
・電源ポートが 4 つ ・机上タイプ ・最大出力 65 W |
4 つのポートを搭載する充電ステーションタイプ
机にこれ 1 台置くと、最大 4つのデバイスやガジェットを充電できてしまうので、机の上に充電ステーションを置きたい人や、コンセント周りの渋滞が起きている人におすすめです。
USB-C ポート、USB-Aポートを各 2つ搭載していて、USB-Cポートでは、最大45W出力(同時接続は20W+30Wになる)になっています。
iPhone 16 のほかに iPad、Macbook、イヤホン、カメラなどを同時充電できるため、デスク周りでなく、旅行や出張が多いユーザーから支持される声も多いです。
まとめ
今回紹介した充電器は、どれも 20W~ 30W以上の出力があり、Amazonでのレビュー数も多いモデルです。
*価格はアマゾン / 2024.9.24 時点
ユーザーの使いたい環境によって、充電器が生活に合う合わないがあるので、選ぶときにはより具体的にイメージするのがおすすめです。
どこで使う?
机の上、リビング、ベッドの近く、家以外など
どのように使う?
iPhone 16 以外のデバイスにも使うのか、ガジェットは多いか、持ち運びたいなど
せっかく購入したのに「結局使わなかった」っていうのは、もったいないですから。できるだけイメージに合う充電器を選んでみてください。
ではまた!