目次(ページコンテンツ)
SoundPEATS TrueFree+ |レビュー
当記事では、「SoundPEATS TrueFree+」を使って感じたメリットやデメリットを、徹底レビューしていきます。
外観と付属品 |
---|
まずは「TrueFree+」の外観と付属品をチェックしていきます!
パッケージ
製品のパッケージは、白と黒のシックなデザイン。
でもサイド面に、イヤホンを使用したモデルの画像があって、そこはちょっと残念な感じ。細部のパッケージデザインは、まだまだ中国メーカーだなと感じる部分です。これは広告や公式サイトも同じで、欧米デザインに比べると、洗練さが足りないと感じます。
付属品
同梱される付属品は全部で4つ
・イヤホン + 充電式収納ケース ・イヤーピース×4ペア(XS,S,M,L) ・Micro-USB to USB-A ケーブル ・取扱説明書 |
イヤーピースは「XS、S、M、L」の4つのサイズが用意されていて、自分の合うサイズが選べます。
USBケーブルの長さは、約10センチと持ち運ぶのには邪魔になりませんが、サイズ的にかなり短いものになっています。また取扱説明書は、英語メインで多言語化されていて、日本語ページは全6ページと簡易的な内容です。
サイズ
見た感じだけでも、かなり小さいですが、ケースやイヤホンを実測してみます。
幅 | 7.62cm(センチ) |
奥行 | 3.7cm(センチ) |
高さ | 3.24cm(センチ) |
指で持つとサイズ感が分かりますね
イヤホンと10円玉
本体 + イヤホン | 50g(グラム) |
イヤホンのみ | 10g(片側5g) |
普通サイズの卵が60g
100円玉が4.8gと考えるとイメージしやすい
カラー
選べるカラーはブラックのみ。選択肢としてホワイトがないのはちょっと残念。
スペック&機能 |
---|
TrueFree+ の特徴となっている機能は?
注目すべき3つの機能をピックアップ!
・Bluetooth 5.0
・最大35時間再生
・左右独立型イヤホン
Bluetooth 5.0
最新規格の”Bluetooth5.0”を搭載しており、通信速度・通信範囲が飛躍的に向上しています。従来のBluetoothバージョンよりも音飛びや途切れに強く、リスニング環境のストレスを最小限に抑えられます。
最大35時間再生
連続4時間再生と、1日の通勤通学だけでは充電の必要がないくらいスタミナがあります。さらに充電ケースを使うと最大35時間再生が可能。
左右独立イヤホン
両耳で再生する通常モード、左右それぞれで再生可能な片耳モードを搭載しています。片耳モードは、通勤、職場など周囲の音も聞きたいときに便利な機能。
使い方 |
---|
TrueFree+ の基本操作はイヤホン本体の背面ボタンを使います。
音楽モード
右イヤホン | 左イヤホン | |
1回押し | 音楽再生/停止 | 音楽再生/停止 |
2回押し | 1曲送り | 1曲戻し |
ハンズフリー機能
右イヤホン | 左イヤホン | |
1回押し | 電話に出る | 電話に出る |
1回押し | 電話を切る | 電話を切る |
1.5秒長押し | 電話を拒否 | 電話を拒否 |
1秒長押し | 音声アシスタント起動 | 音声アシスタント起動 |
イヤホンからボリューム調整は不可
ボリューム調整はデバイス側
ペアリング
ペアリング手順を解説!
両耳モード
まず右側イヤホン(親機)を充電ケースから取り、イヤホンが自動で電源オンになると、ペアリングモード切り替わります。
デバイス(スマホなど)のBluetooth接続画面を立ち上げ、検出されたリストから“SoundPEATS TrueFree+ R”を選択。右側イヤホンのペアリングが完了したあとに、左側イヤホン(子機)をケースから取り出すとペアリングが完了します。“Connected(コネクテッド)”という音声ガイドが流れたら成功です。
片耳モード
片側どちらかのイヤホンを充電ケースから取り、自動で電源オンとなりペアリングモードに切り替わります。
デバイス(スマホなど)のBluetooth接続画面を立ち上げ、検出されたリストから“SoundPEATS TrueFree+ R”もしくは“SoundPEATS TrueFree+ L”を選択します。“Connected(コネクテッド)”と音声ガイドが流れたらペアリングは成功です。
*どちらのペアリングでも、二回目以降はデバイスのBluetooth接続をオンにした状態だと、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで自動的にペアリングをします。
レビュー評価 |
---|
購入したユーザーの評判は、「圧倒的に安い」「コスパ抜群」という声がとても多いですが、ここからは実際に使って感じた機能などを自己採点で評価していきます。
音質
中低音域の広いサウンドで、高音は弱いです。低価格ワイヤレスイヤホンで流行りともいえる低音重視のチューニングになっています。音質は3,000円台とは感じさせないレベルで、1万円以下のイヤホンなら間違いなくトップクラスです。
通信
最新規格「Bluetooth5.0」ということだけあって、通信は非常に安定しています。音飛びやノイズ切れなどもなく、Bluetooth機器との通信干渉も少ないです。さすがに電子レンジなどの近くは音飛びしますが、鉄筋コンクリートの壁2、3枚で約10メートル範囲内では問題ありませんでした。
ペアリング
初期設定さえすれば、あとは自動ペアリングしてくれます。前モデルよりもコネクト時間も速くなっており、耳に装着する前に、すでにペアリングできてるってことも多いです。コネクト時間は、速ければ速いほどユーザーのストレスは減るので、嬉しいバージョンアップです。
バッテリー
メーカー情報では、連続再生時間は約4時間ということでしたが、実際に使ってみると
連続再生時間は、「3時間49分」(iPhone11/音量50%)
音量によっては多少変わりますが、約4時間というのは間違いありません。これに最大35時間のケース充電と合わせると、余裕で1週間は使えちゃうスタミナがあります。1度の充電で4時間も聴ければ、充電に困るってことはあまりないと思います。
コストパフォーマンス
比較的安いといわれる Anker などの他社メーカーと比較しても、感覚がおかしくなるくらい安いです。普通に聞けるレベルのイヤホンがセール時期だと、ほぼ3,000円で手に入ります。少し奮発して1万円以下で選ぶとしても、真っ先に思い浮かべる製品です。
まとめ
このくらいの価格帯で選ぶなら、デザインの「Anker」、コスパの「SoundPEATS」になりそうです。
TrueFree+ は機能的にバランスの取れたイヤホンで、欠点も少なく、コストも安いとなるとユーザー満足度はかなり高くなると思います。ただあまり褒めすぎても気持ち悪いので、欠点と言えそうな3つのポイントも紹介します。
・ケースのフタが貝殻のようなデザインがイマイチ
・磁石が強くてケースからイヤホンが取りづらい
・ケースのバッテリー残量が表示されない
こういったポイントを気にする方は 「Anker – Soundcore Liberty Air」を選択肢にいれてもいいかもしれません。