ほとんどのスマホに使えると話題の充電器が「ベルキン」から登場!
口コミの評判では、クイックチャージ(QC)と、パワーデリバリー(PD)にも使える新モデルとのことで、聞いただけでも興味が湧いてしまいます。
そこで今回の記事では、いま注目されている充電器 「Belkin – BOOST CHARGER Quick Charge 4+」 を徹底レビュー!
BOOST CHARGER Quick Charge 4+|レビュー
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BELKIN(ベルキン)とは
米国・カリフォルニア州を拠点にするスマホ周辺機器のメーカー。シンプルさと使い心地の良さをコンセプトにしていて、西海岸カリフォルニアっぽい開放的な素材感とデザインが特徴です。
外観と付属品 |
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まずは「BOOST CHARGER Quick Charge 4+」を外観からチェックしていきます。
パッケージ
充電速度で最速ともいわれる「クイックチャージ 4+ (QC4+)」を搭載したUSB-C充電器。
Quick Charge 4+は、すごく新しい充電技術。
今現在、他メーカーでは搭載している充電器はなく、ベルキンしかありません。
パッケージにも、QC4+の文字がしっかり
急速充電の規格であるQCシリーズは、Qualcomm(クアルコム)が開発している充電技術です。これまでに「バージョン2.0/3.0/4.0」と進化していて、その最新バージョンが Quick Charge 4+ になります。
付属品
アクセサリーは、充電器(アダプタ)と、USB-Cケーブルの2つ。
・USB-C充電アダプタ ・USB-C to USB-C ケーブル ・取扱説明書 |
USB-Cケーブルの長さは120cmで、丸めやすく、収納がしやすい柔らか素材。
見た目は、高級感があって、おしゃれです。
サイズ
充電器のサイズは、軽量コンパクト
幅 | 5~5.8センチ |
厚み | 2.7センチ |
重さ | 79グラム |
本体は、正方形ではなく、少し台形のようなシルエット。プラグは折り畳み式で、引っ掛かりがなく、バッグからの出し入れや、持ち運びしやすいのが特徴です。
カラー
選べるカラーは1色ですが、ホワイト&シルバーのバイカラー(2色)の落ち着きあるデザインになっています。
使い方 |
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BOOST CHARGER でも基本的な扱い方は他の充電器と同じです。
操作方法
USB-Cケーブルを本体に繋ぐ
折り畳みプラグを出し、コンセントへ
スマホにUSB-Cケーブルを挿せば完了!
iPhoneを充電するときには「USB-C to ライトニングケーブル」を使います。
このライトニングケーブルで、PD対応「XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus」の充電が可能です。
機能 |
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Belkin – BOOST CHARGER には、Quick Charge 4+が搭載されていますが、まず知っておきたいのは、その性能です。
QC規格(2.0/3.0)の大きな欠点は、iPhoneで急速充電ができなかったことですが、Quick Charge 4+では、QC非対応の機種にも急速充電ができるようになっています。
iPhone8以降に採用されている高速充電の規格「パワーデリバリー(PD)」と互換性を持たせることで、Androidだけでなく、iPhone、Macbookなどの幅広いデバイスをフォロー。
またQC4+には下位互換もあり、QC2.0/3.0/4.0対応のスマホやタブレットなど、繋いだデバイスに合わせた急速充電が可能です。
最近は、個人でも家庭でもデバイスを複数使っているユーザーが多く、ほとんどのスマホに使えるって互換性は、圧倒的に使いやすくなる機能になっています。
最大出力
最大出力(ワット)が、100Wにもなる「Quick Charge 4+」ですが、現在は100W対応のデバイスはありません。
そのためBOOST CHARGERには、必要とする環境によって、出力の小さいタイプか大きなタイプかを選べるようになっています。
出力が小さいタイプといっても、スマホには十分なパワーです。
今の日本では18Wが急速充電(スマホ)の上限ラインになっていて、充電器なら27~30Wくらいが機能的にも余裕があって、安全性も高くなります。
充電スピード
充電速度は、機種によって変わりますが
デバイスがQC4+対応なら「15分で50%」という驚異的なスピードになります。
QC4+対応のスマホリスト
日本では「RazerPhone」「Xiaomi」が手に入りやすい
Xiaomi Mi 9 53,000円(2019/9月10日時点)
充電スペックでは、日本で発売しているスマホは、海外と比べると少し遅れていて「Belkin BOOST CHARGE」のほうが1歩先に進んでいます。そのため互換性が高く、ほとんどの機種で急速充電ができます。
50%充電(参考値) iPhone XS 約25分 iPhone8 約35分 GALAXY S9 約25分 AQUOS R2 約30分 |
使用感と評価 |
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どのスマホにも使えるという魅力は、使ってみるとハッキリと分かります。
職場に持っていくと「ちょっと貸してー!」と言われるようになりますし、家庭でもシェア率が高い充電器に自然となってきます。欲を言えば、家庭で2.3台あると、あちこちに置けて快適になると思います。
80グラム以下で軽量コンパクトなサイズ。通勤通学や旅行先でも活躍してくれます。
MacBookなどに使いたい場合は、電力の大きいデバイスに合わせて、Belkin BOOST CHARGER (45W)がオススメです。45Wになるとケーブルも長くて、コンセントと距離のあるデスク周りでも扱いやすくなっています。
充電スピードは最速クラス
QC4+対応のスマホが無くても、18Wの急速充電ができるので、どのスマホに繋げても速いと感じられるレベルになっています。
また、この充電器が本領発揮するのは、スマホの充電スペックが追い付く来年以降です。
もし長く使っていきたいと考えるなら、より魅力的なポイントになると思います。
まとめ
新型iPhoneでは、「ライトニング・ポート(ケーブル)を廃止する」という噂もあり、iPhoneがUSB-Cポートになると、Belkinのようなメーカーの需要は一気に増えそうです。
USB-Cポートの問題は、裁判でずっとケンカをしていた「アップル」と「クアルコム」が和解したことで、解決されるかもしれません。