充電器が付属されていない「AQUOS sense2」
どの充電器を使うと速く充電ができるのか?と探している方も多いようです。
そこで、この記事では充電器に迷っている方のために、急速充電の方法や、必要な充電器やケーブルをまとめて紹介します!
AQUOS sense2 / 急速充電の方法
まずは急速充電をするにあたり「AQUOS sense2」のバッテリーのスペックを確認していきます。
バッテリー容量 | 2700mAh |
出入力ポート | USB-C |
USBバージョン | USB2.0 High Speed |
容量は2700mAhで、連続待受時間は600時間。ポートタイプはUSB-C(2.0 high speed)が採用されています。
充電規格
AQUOS sense2を作っている「シャープ」からは充電規格についての詳細情報がリリースされていないのですが、キャリア情報では「パワーデリバリー(PD)」「クイックチャージ(QC)」には未対応とされています。
*docomo公式より引用
充電の速さ
PDやQCに未対応となると、充電が遅くなるイメージがありますが、キャリアの純正アダプターを使った場合、フル充電で「最速:約145分」となっていて充電速度は、それほど遅くないスペックになっています。
充電時間については、アダプタ毎に参考値がリリースされているので、そちらも合わせて紹介していきます。
au / アダプタ01「0601PQA」
出力(DC) | 5V/3A = 15w 9V/2A = 18w 12V/1.5A = 18w |
充電時間 | 約160分 |
メーカー | PHIHONG.TEC(台湾) |
*Quick Charge3.0対応の共通ACアダプタ
au / アダプター02「0602PQA」
出力(DC) | 5.0V/3.0A = 15W 7.0V/3.0A = 21W 9.0V/3.0A = 18W 12.0V/2.25A = 27W |
充電時間 | 約150分 |
メーカー | ホシデン株式会社 |
*USB Power Delivery(classA)対応の共通ACアダプタ
au純正アダプターでは、アダプター02「0602PQA」の充電時間「約150分」が急速充電の目安になっています。
docomo / ACアダプタ 05
出力(DC) | 5.0V/1.8A = 9W 9.0V/1.8A = 16.2W 12.0V/1.35A = 16.2W |
充電時間 | 約165分 |
メーカー | 富士通株式会社 |
docomo / ACアダプタ07
出力(DC) | 5.0V/3.0A = 15w 9.0V/3.0A = 18w 12.0V/2.25A = 27w |
充電時間 | 約145分 |
メーカー | ミツミ電機 |
*USB PowerDelivery規格に準拠
キャリアから発売される純正アダプタは、USBケーブルの抜き差しができないので持ち運びには不便ですが、決まった場所で充電をするという方にはオススメです。ドコモから発売されている急速充電用のACアダプタ07は、ドコモオンラインショップ「充電器」のカテゴリーから購入できます。
充電器の選び方
純正アダプタの充電時間を見ると
5.0V/3.0A(15w)
9V/3.0A(18W)
これが「AQUOS sense2」の充電性能だと考えられますが、個人的には、PD規格未対応のUSB2.0バージョン仕様になっているので、「5.0V/3.0A」が急速充電のセーフラインだと思います。
純正品以外の充電器やケーブルを選ぶときに、使い捨てと考えるなら、PD/QC非対応の中国製品(OEM品)を選ぶとコストはぐっと抑えられますが、機能や安全性は低くなってしまいます。
新しく発売されるデバイスでは「PD対応&USB-Type C to Cケーブル」の使用が当たり前になってきていて、PD対応アダプタやケーブルを購入しておくと、このさきも使っていける機会がありそうです。
コスト? or 利便性?
ポイントさえ押さえればシンプルに考えると選びやすくなります。
おすすめ充電器
環境を選ばない持ち運びにも便利な充電器!
Anker
PowerPort ll PD
68x70x28(mm)のコンパクトサイズで、持ち運びがしやすい折り畳み式プラグ。
タイプの違うデュアルポート設計になっており、使っている「USB-A to Cケーブル」を使い回せるアダプタです。
デバイスを認識して最適な給電をしてくれる「PowerIQ 2.0」が採用されていて、ほぼ全てのUSB機器にフルスピードの充電ができます。最大出力は30Wなので、スマホやタブレットなど複数デバイスの充電にも柔軟に対応してくれる性能になっています。
・USB-C&USB-Aポートを搭載 ・折りたたみ式プラグ ・デバイスの自動認識 |
AUKEY
PA-Y12
60Wのハイパワー出力が可能な充電器
ポートが「USB-C×1」「USB-A×2」(全3口)になっていて、少しサイズが大きいですが、片手で握れる大きさ。毎日持ち運ぶには不向きですが、充電器として3台同時充電ができる利便性の高いタイプです。
ほとんどのデバイスで使えるため、職場や自宅用にも
接続したデバイスを自動で認識してくれる「AiPower機能」を搭載しているので、使えるか使えないの心配がないですし、通常の充電器より高い出力ができるので、ノートPC、MacBook Pro、任天堂スウィッチなどの充電(電源)に使えるのも魅力です。
・最大60Wの給電性能 ・3つのポートで出力できる ・デバイス自動認識が可能 |
おすすめケーブル
オススメの高機能USB-Cケーブル
Weisheng
USB-C & USB-C 3.1(Gen2)
数が少ないホワイトケーブル
最大10Gbps(USB3.0の2倍)の高速転送が可能で、4Kモニターへの映像+音声+データ+充電が同時にできるようになっています。PD対応で最大100W(5A)までの出力に耐えられるので、給電出力の大きい充電アダプタと組み合わせることもできます。またケーブルの太さが4.8mmと柔らかく曲げやすくなっていて、持ち運びするときに収納しやすいのも特徴です。
・高速データ転送 ・柔らかいケーブル ・PD規格に対応 |
Anker
USB-C to USB-C 3.1(Gen2)
Anker製「Type-Cケーブル」
超高速のデータ転送(最大40Gbps)で映像やデータでも瞬時に処理できる能力があります。4K映像で1秒18Gbpsなので、どれだけ速いかが想像しやすいと思います。
充電ケーブルとしてのPD規格は、最大100Wに対応していて、AQUOSの充電だけなら性能的に欲張りすぎかもしれません。ただ職場でUSB-Cポートを使うシーンがある場合は、存分に活躍してくれます。また耐久性が高く、1年半の品質保証があることも人気の理由。
・超高速データ転送が可能 ・高い耐久性 ・50cmタイプで扱いやすい |
まとめ
今回は、高機能の充電アダプタとケーブルを紹介しています。
できるだけ安いものがほしいという場合は
2ポートUSB-C PD対応18W 約1500円
USB-A to USB-Cケーブル 3本セット 約1,000円
など低コストな中国製のOEM製品もあります。
以上、「AQUOS sense2」急速充電の方法とおすすめ充電器の紹介でした!
今回の記事で紹介した以外に気になった充電器があったときには、最低でも「5.0V/3.0A」の出力があるか?を確認するようにしてみてください。