子供用スーツケース「JETKIDS BEDBOX」は、飛行機内でベッドを作ることができ、お子さんを連れていく旅行に、とても便利だと話題のトラベルガジェットです。対象年齢は、生後37ヶ月~7歳頃(耐荷重35kg)まで。世界で年間100万台の販売を達成していて、近頃は日本でも見かけることもあり、気になっていたアイテム。
BEDBOXの評価
実際に「bedbox」を使ってみると、評判や口コミでは分からないことが多かったです。そこで今回は、Bedbox購入前に絶対に知っておきたい「5つのポイント」を紹介していきます。
価格
Bedboxの価格は、20,000円前後。一般的な子供用スーツケースは、大体1万円以内で収まるので、高い部類に入ります。ただ2万円が高いと感じるかは個人差があり、大人用のスーツケース(小型)と思えば、納得できるかもしれません。
色
子供はケースに乗れることが分かると、どうしても遊びたがります。ケース自体は安定していますが、遊んでいればケースを倒したりしてしまうので、かなり傷は多くなりそうです。見た目は、シンプルな北欧系の雰囲気があります。ただ大部分はホワイト系なので、どうしても汚れが目立ってしまいます。
機能
bedboxは、ボックス(フタ部分)で台座(足置き)をつくり、4ステップでベッドになるように設計されています。付属品にはマットレスもあり、ベッドとしての機能が優先的に考えられています。容量は20L(リットル)で、普通のリュックサイズと同じです。スーツケースのイメージほど、内容量は期待できません。
航空会社の対応
基本的には、手荷物としての機内への持ち込みは、どこの航空会社でも可能ですが、ベッドとしての使用については、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、エールフランス、タイ航空、大韓航空などでは、シートベルトが正しい位置で使えないと判断されると使用ができません。
*飛行状況・夜間など黙認されるケースも。
先日、全日空(ANA)で、ベッドの使用ができましたが、今後も確実に使えるかはギモンです。たとえ使用可能であっても、あくまで条件付きでの使用になります。航空会社によって対応が異なり、どれくらいベッドが使えるかは、その都度確認する必要があります。
転倒・事故
コロコロとスムーズに動くので、子供はとても喜びます。乗せて引っ張ってあげると移動手段としても優秀です。ただ少しの傾斜でもスピードが出やすいので、人にぶつかったりする危険もあり、ケースの位置や子供から目が離せるワケではありません。人によっては、子供の動きだけを気にしている方が、余計な注意を払わず済みます。
まとめ
使っていて気になったポイントを5つ紹介しました。Bedboxには、素敵なアイデアがつまっています、小さい子供でも楽な体勢で、長時間のフライトが過ごせるのは、親としては嬉しいことです。ただ航空会社に対応に差があるので「すべて飛行機で使えるわけではない」ということは、知っておきたいですね。
子供にとっては、おもちゃ箱&車と感じているのか、とても楽しそうです。
子供が遊べるキャリーケース
bedbox以外にも子供が楽しめそうな旅行用ケース
トランキ ライドオン
英国メーカーのトランキ。英国では、3歳~5歳の5人に1人が持っているというほど、人気のアイテムです。BEDBOXと比べると価格は半分くらい。ベッド機能はありませんが、荷物を運べて乗って遊べるコンセプトは変わりません。私はBEDBOXが使えない航空会社のときに使っています。耐荷重(10キロ)のモデルもあるので、子供が大きくなると使えなくなってしまうのはデメリットですが、一方で汚れが目立たないのは助かっています。
ヨーロッパの空港ではよく見かけます。