こんにちは、マグ(MAG)です
Anker から発売されているワイヤレススピーカー「SoundCore mini」
発売から少し時間が経っているモデルにも関わらず、今でも売れ続けているモデルです。どうしてこんなに売れているのか?今回は製品を購入し、好き勝手にレビューをしていきます。
SoundCore mini|レビュー
Anker ワイヤレススピーカーのカテゴリーでも上位の売れ筋となっている「SoundCore」
パッケージ&外観 |
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まずはパッケージと外観をチェックしていきます!
パッケージ
これぞ Anker というブルーとホワイトのパッケージ
さらさらの紙質で、上品なパッケージです。Anker は、グローバル展開をしているため、ほとんどは英語表記がされています。
外観
では、さっそく開封!
ケーブル長は、52.5cm(端子部含まず)
パッケージ内容
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本体と充電ケーブルの2つのみで、ガジェット系が苦手でも説明書を広げて悩むことはなさそうです。
本体の真ん中には、プラスとマイナスボタンと再生ボタンがあり、直感的な操作ができそうなデザインです。
本体下部には、5つのボタンや接続ポートなどが並んでいます。
左から、M(モード選択)、電源スイッチ、3.5mmのイヤホンジャック、micro USB ポート、micro SD カード。小型ワイヤレス・スピーカーの割には、機能的なオプションが多そうです。
説明書は、英語、フランス、日本語など9つの言語で書かれていて文章が長いと感じます。でも日本語の部分だけを読んでみると意外と覚えることは少ない印象。
特徴 |
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Anker SoundCore mini の特徴は?
15時間連続再生
オプションが多いモデルではありますが、なんといっても連続再生時間の長さは魅力的。
1回の充電で再生できる時間は「15時間」
これは後継モデルである SoundCore mini2 とまったく同じ時間です。ちなみにサイズが 約 2.5 倍(幅)も大きい SoundoCore 2 の連続再生時間は「24時間」
Sound Core 2
再生バッテリー効率だけなら SoundCore mini が Anker 製スピーカーの中でもトップクラスになっており、1 日 7 時間で 2 日持ってくれるなら、ユーザーが使える幅も広がりそうです。
サイズ感
もうひとつ SoundCore mini の特徴を挙げるなら「サイズ」になります。
高さ、幅、奥行きすべてが「6.7cm(センチ)」に収まっていて、荷物を減らしたい遠出(旅行・アウトドア)でも我慢できるサイズです。
実は、サイズも後継モデルである Sound Core mini 2 の方が大きく、ある意味でそこが SoundCore mini が今も高く評価される理由にもなっています。ポータブルガジェットのサイズは、室内・室外問わず、使い勝手に直結するので「サイズこそ絶対正義」と言うユーザーもいるくらい大切なポイントです。
重さは200グラム
さすがに小型ワイヤレス・スピーカーに高音質を求めるユーザーは少なく、使いやすさをより重視する人が多い傾向にあります。
評価 |
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実際に使って感じたメリットやデメリットに触れながら、SoundCore mini の評価をしていきます。
使用感
SoundCore mini 使っていて難しいと感じる操作はなかったです。
ペアリングも電源を入れたら、自動でペアリングモード(青点滅)になり、4つのモード切替もシンプルな操作です。
モード選択
モード選択では、Mボタンを押すたびに「1.Bluetooth → 2.AUX → 3.FMラジオ → 4.SDカード」と切り替わっていきます。どこのモードか分からなくなったら、電源スイッチをOFFにすると「Bluetoothモード」に戻ります。
AUX モードは、3.5mmイヤホンジャック同士を繋ぐことで、オーディオ機器からスピーカーに音声を流す機能ですが、テレビ等から直接ケーブルを接続すると、ケーブルが邪魔になるのが欠点になっていて、それほど活躍する場面は少ないかもしれません。
逆に Bluetooth 未搭載のテレビやアナログ機器には、トランスミッター( Bluetooth 送信器)を接続することで、ケーブルなしでワイヤレススピーカーとして使えるため、そちらの使い方がオススメです、
micro SD スロットは、動作指定が 32 GBまでになっています。32GB(ギガ)あれば、音楽データで 7000 曲以上が入るので、これ一枚あれば保存用としては十分です。
ただ SoundCore mini にカードを挿しても、スマホのような直感的に操作することは難しいので、あまり使えない機能だと感じました。使うとしてもスマホ、タブレット側に micro SD カードやカードリーダーを挿すほうが、操作もしやすくて利便性も高くなります。
接続性能
メーカー側は Bluetooth の接続は最大 20 mの範囲としていますが、遮蔽物(壁など)のある環境でのテストだと、10 mくらいで接続が切れました。搭載されている Bluetooth は 「Ver 4.2(Class2)」なので、安定性も標準レベルといえます。
音質関連
音質に関しては、悪くない音質です。コーデックは、SBC のみ対応しています。低音質といわれる SBC でも高ビットレート 328 kbps(bipool53)で聴いたときには AAC、aptx との差を感じません。また遅延は 約 0.27秒 と反応が良いコーデックなので、映画や動画視聴への影響は少ないです。
どちらかというと差が出るのは「音圧」になります。小型スピーカーは、搭載できるドライバーも小さいため、どうしても音の迫力には欠けます。特に広い空間で大音量で楽しむというレベルは難しいです。
使いやすさ
使いやすさは抜群。
荷物にならないサイズで、気を遣わず詰め込んでいます。このサイズで15時間連続再生できてしまうので、2泊3日くらいは不安なく過ごせてしまいますし、充電環境のないBBQやキャンプなどのアウトドアでも十分活躍できるスペックです。
評価
完成度が高いワイヤレススピーカーですが、機能オプション(モード選択)は、そこまで使える機能になっていないので、AUX、SD モードを削って、そのぶん価格を安くしてしまったほうがユーザーとしては嬉しいのかもしれません。
連続再生が長いこと、使いやすいというポイントで評価するなら文句のつけようがないワイヤレススピーカーです。
こんなユーザーに向かない
・迫力あるサウンドを求める |
こんなユーザーに向いている
・バッテリー持ちが良い |
まとめ |
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以上、Anker – SoundCore mini の製品レビューでした!
正直このパフォーマンスで、2,500円以下なら、誰も褒めなくて必ずも売れるものだと思います。これだけコスパの良いワイヤレス・スピーカーは他メーカーには難しいかもしれません。
ではまた!