テレビ放送でほとんど見られなくなった巨人戦。
ジャイアンツのファンとしては、寂しい状況です。
しかし、いよいよ2019年シーズンから「DAZN/ダゾーン」で巨人戦のライブ配信が決定!
3月23日のオープン戦から正式配信され、あらゆるデバイス(スマホ、タブレット、パソコン、テレビ)で野球中継が見られる環境が整います。この記事では「巨人戦」と「ダゾーン配信」をテーマに、どんなライブ中継があるのかを詳しく紹介していきます!
巨人戦を見る方法はコレ!
まずは巨人戦が見られる方法と、ライブ配信が決まったダゾーンについて、それぞれ料金が掛かるのか?何試合が見られるのか?などサービス内容を確認していきましょう。
目次(ページコンテンツ)
テレビで観戦
巨人戦を放送する主なチャンネル
地上波テレビ
・日本テレビ 年間で約20試合(主催試合)
巨人戦といえば、以前は日テレ(読売系列)が生中継をしていましたが、視聴率の低迷や中継時間の長さもあって年間で約20試合に減少しています。地上波は誰でも気軽に見ることができるメリットがありますが、見られる試合が少ないのが大きな欠点です。
またネット配信とは異なり、録画しないと好きな時に見ることができないデメリットも。
BS放送(一部有料)
・BS日テレ(主催試合61試合)
・BS-TBS
・NHK-BS
・J SPORTS 1
「BS日テレ」は、年間で約60試合(2018年)を放送。
地上波よりも多くの中継がありますが、放送の延長がなく、決まった時間で終わってしまうので、試合を最後まで見れないことがほとんど。またBSに加入すると必然的にNHKの受信料が上がってしまうため、お財布への負担は大きくなります。料金は、地上波だけの契約よりも「年間/約1万円アップ」
テレビで見られるチャンネル数は増えますが、機器を設置したり、60試合で1万円の負担は気になる部分。
NHK受信料 | |
地上波のみ契約 | 2,690円(2カ月) 7,650円(6カ月) 14,910円(12カ月) |
地上波+衛星契約 | 4,580円(2カ月) 13,090円(6カ月) 25,520円(12カ月) |
CS放送(有料)
別途「受信料+CSアンテナ」などが必要になる視聴方法。
・日テレG+
・TBSチャンネル2
・フジテレビONE
・GAORA SPORTS
・スカイ・A sports+
日テレG+(ジータス)では、ジャイアンツ戦(巨人主催)72試合を生放送。主催試合以外にも、過去の名試合、OB戦やゴルフ会など。巨人好きにはたまらない関連番組もあり、年間を通して楽しむことができます。ただビジター戦の放送されないので、試合数を考えると料金は少し割高に感じます。
基本料 | 月額 390円(税抜) |
チャンネル料 | 月額 900円(税抜) |
試合数 | 年間 72試合 |
お試し期間 | なし |
*ケーブルテレビ、レンタルチューナーなど環境によって料金が異なります。
スカパーには、全球団すべての試合を放送する「プロ野球・完全パック」があります。以前は、私も加入していましたが、ネット配信に比べると料金は高いです。プロ野球が好きな方には、間違いなく最強パッケージですが、さすがに全球団に興味がある方は少ないと思いますし、野球にあまり興味がないご家庭では、月額4,000円以上の料金が問題になりそうです。
基本料 | 月額 390円(税抜) |
チャンネル料 | 月額 3,685円(税抜) |
試合数 | 年間 全143試合 |
お試し期間 | なし |
*ケーブルテレビ、レンタルチューナーなど環境によって料金が異なります。
ネット配信で観戦
巨人戦をネットでライブ配信しているメディア
ジャイアンツLIVEストリーム
ジャイアンツLIVEストリームでは、巨人の主催試合のほか、年間で約100試合の中継を配信しています。100試合は満足できるボリュームですが、料金は月額1,500円とネット配信では少し高めの設定になっています。
料金 | 1試合 1回/500円(税抜) 全試合パック 月額1,500円(税抜) |
試合数 | 年間 約100試合 |
お試し期間 | なし |
*GIANTS CLUB G-Po会員は月額1,000円
*会員費/年間32,400円(税込)
hulu(フールー)
「Hulu」では、巨人主催の公式戦72試合をライブ配信しています。月額が933円(税抜)と、他の有料放送と比べると、料金の安さが際立っています。
huluの特徴は、巨人戦のほか映画やドラマも配信しているので、スポーツに興味のない家族がいても楽しめるパッケージになっていることです。またスマートフォン、タブレットなど外出先や移動中でも、それぞれのデバイスで視聴可能で、クロームキャストやFireStickTVと繋げると家庭のテレビでも見ることができます。
料金 | 月額 933円(税抜) |
試合数 | 年間 72試合 |
お試し期間 | 2週間(無料) |
*デバイスのみ必須
DAZN(ダゾーン)
ダゾーンは、配信されるスポーツの種類が多く、メジャーリーグ、サッカー、バスケ、バレー、テニス、F1など、年間を通して10,000試合以上が見られる巨大スポーツメディア。
月額は1,750円。料金だけ見ると正直高いです。ただドコモと契約するスマホユーザーだと月額980円のお得な契約もできるようになっていて、割引サービスの恩恵を最大限に受けることができます。
ちなみに、2019シーズンは、広島カープとヤクルトがダゾーンと配信契約をしていないので、この2チームと対戦する巨人戦(ビジター試合)は見ることができません。
ダゾーンでは、それ以外の公式戦「119試合」を配信予定。
料金 | 月額1,750円 月額980円(docomo経由) |
試合数 | 119試合 |
お試し期間 | 1か月(無料) |
*デバイスのみ必須
ライブ中継・動画配信の選び方
料金で選ぶ
料金の安さで選ぶなら「hulu」
huluは、巨人主催試合の72試合を配信。
月額933円(税抜)
主催試合だけの配信ですが、料金の安さでは「hulu」が最強です。
ダゾーンの通常料金は月額1,750円(税抜)ですが、ドコモユーザーなら月額980円(税抜)となっており、huluと同じくらいの価格帯になります。もし料金の安さと試合数(119試合)を求めるならドコモユーザーという条件付きではありますが、ダゾーンも選択肢に入ってきます。
試合数で選ぶ
試合数で選ぶなら「スカパー」
すべてのチームを見たい方にとっては、満足度が最も高いパッケージです。今シーズンもプロ野球が全試合見られるのはスカパーだけになっているので、試合数で選ぶならスカパーの一択になります。
楽しみ方で選ぶ
巨人戦以外のことを考えたとき、楽しみ方はそれぞれです。
- テレビの番組数を増やすなら「BS」
- 映画やドラマも楽しみたいなら「hulu」
- とにかくスポーツを楽しむなら「DAZN」
地上波では、楽しめないサービスが増えてきて、スポーツの楽しみ方もどんどん広がりを見せています。地上波テレビは、わざわざ放送枠を空けても、ひとつの番組しか放送ができませんし、野球の再放送なんて、まず無理ですよね。
huluやダゾーンの場合、チャンネル数は自由自在で、試合後でもコンテンツさえ置いておけば、ユーザーは好きな時に見逃し配信を見ることができます。そういう部分はテレビにない大きなメリットになっています。
ダゾーンを使ってみた感想
実際にダゾーンを使ってみると、スポーツが好きな方にとっては、月1,750円の料金は安く感じると思います。特にドコモユーザーの980円は破格といっていいほど。そんな価値あるの?と思う方でも、実際に配信されているボリュームと内容を知ると、満足度はかなり高いサービスだと思います。
システムの立ち上げ当初は、中継が止まったり、画質に対してのクレームがとても多かったですが、いまではかなり改善されており、配信を観ていて気になることはありません。
もちろん細かいことを言えば、さらに画質を上げてほしいと思いますが、十分に満足感できる画質になっています。私は家のテレビで観戦するときには「Chromecast」を使ってテレビにミラーリングして視聴していましたが、接続が安定しなかったので「FireStick」に変えてみると画質と接続共に安定。
おすすめはFirestick
注目したいのはスポーツコンテンツを巡る争いが起こっていること。
構図は「スカパー」VS「ダゾーン」
2017年にスカパーが持っていたJリーグ放送権をダゾーンが獲得(10年契約/2100億円)していて、国内サッカーのJ1、J2、J3のすべてのカテゴリーを手に入れて、プロ野球すべての放映権を狙っている状況です。
将来的には、ダゾーンだけで全試合が見られるようになれば、野球ファンやスポーツファンにとって嬉しい環境になりますし、現実になりそうだと感じます。ダゾーンは、これからのボリュームアップも楽しみです!
まとめ |
私はプロ野球のほか、Jリーグや海外サッカーも見たかったこと、コストなどトータルで考えてダゾーンが1番魅力的なコンテンツでした。
選ぶ際に大切なポイントは3つ!
観たい「コンテンツ」
求めるサービスの「質」
毎月払うことになる「料金」
今回紹介した視聴方法は、どれもレベルの高いコンテンツが揃っているサービスなので、料金的に納得できそうなら大きな後悔はしないはずです。またhuluとダゾーンには、それぞれ無料のお試し期間があって、実際のコンテンツが体験できる貴重な機会となっています。
コンテンツの充実度、画質、視聴環境との相性など、気になることがあれば無料キャンペーンをうまく活用するのがオススメです。