ダイソン ホット アンド クール【HP03】|レビュー
ヒーター、扇風機、空気清浄機の機能が揃う「 Dyson Pure Hot+Cool Link HP03」
外観と付属品 |
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まずは、【 ダイソン ホット&クール 】 の外観と付属品をチェックしていきます!
パッケージ
白を基調とした高級感のあるパッケージデザイン
すべてのデザインは、創業者のジェームズ・ダイソンのこだわりらしいですが、なんでも彼自身が英国王立の美大でデザインを学んでいたとか。本体もパッケージもシンプルで洗練されています。
付属品
ダイソン ホット&クール の付属品は、全部で3つ。
付属品 本体と電源ケーブル(一体型)、フィルター、専用リモコン、説明書 |
出荷時には、本体内にフィルターが入っている状態ですが、今回は、交換のときのために予備フィルターも同時購入。
*フィルター(予備)
サイズ
本体のサイズは、高さが60センチ程で、ソファーや椅子に座っていると、ちょうど膝や足元に風が当たる高さになっています。
高さ | 63.2cm |
幅 | 22.2cm |
奥行 | 22.2cm |
サイズは、見た目同様に全体的にコンパクトさを感じます。圧迫感がない高さですし、幅や奥行も胸の前で抱っこができるサイズ感になっています。
重さは約4キロで、女性だとすこし重いと感じるかもしれませんが、男性なら楽々運べちゃいます。
カラー
ダイソン ホット&クール は2色の本体カラーから選べるようになっています。
カラーは、ホワイト&シルバー、アイアン&ブルーの2色展開。
どんな部屋にも馴染みやすい「ホワイト」と、部屋のワンポイントとして映える「ブルー」
機能と使い方 |
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ダイソン ホット&クール のメイン機能は、「ヒーター」と「扇風機」になりますが、どちらかを使っていると自動的に空気清浄機としても働いてくれて、これ1台で3役をこなしてくれる家電です。
またリンク機能(Wifi連動)と専用アプリを使うことで、自宅の離れた場所や、外出先からも遠隔操作ができるなど、これまでのヒーターや扇風機ではできなかったことを実現しています。
使い方
設置方法は簡単!
本体にあるケーブルをコンセントに差し込むだけで、セッティングは完了です。
操作方法
本体からでもオン/オフ操作はできますが、基本的にはリモコンで操作するか、アプリをダウンロードしたスマートフォンからLink機能を使って操作するかの2通りになります。
ただし、アプリの場合は、Wifi環境が必要だったり、アプリを立ち上げる時間が必要なので、近くにいるならリモコン操作がベストです。
リモコン操作方法
リモコンには文字表記がないので、使い慣れるまで、少し戸惑うかもしれませんが、視覚的には分かりやすいボタンなので、触っているとすぐに慣れます。
基本操作となる「温涼の切替、温度、風量」などは上6個のボタン。
下6個のボタンは、「首振り、風の方向性、ナイトモード(静音)」などのオプション的なボタン配置になっています。
フィルター交換方法
ダイソン ホット&クール は、空気清浄機のフィルター交換が必要!
交換時期については、1日12時間くらい使う家庭なら、「1年程度」がひとつの目安になります。完全に使う頻度によりますが、状態が気になったときにはフィルターを取り外して見てみましょう。
フィルターの外し方 |
まず本体の左右にあるボタンを確認します。
両側の2つのボタンを押しながら
メッシュになっている部分を支え、そのまま上に持ち上げます。
すーっと上まで持っていくと、メッシュ部とフィルターが外せます
メッシュ部の内側、4か所に↓マーク(矢印)
この4か所をバランスよく、指で矢印方向に押し下げます
するとフィルターが押し下がる
あとはメッシュ部を引き上げればフィルターが取れます
画像で説明していくと、手順が多く感じるかもしれませんが、1分もあれば外せると思います。想像していたより簡単だったので、こういう交換作業が苦手な人でもやれるはず。
使用感と評価 |
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ダイソン ホット&クール を実際に使ってわかったこと
使用感
ダイソンの羽根がないファンに惹かれる方は多いと思いますが、やっぱり子供のいる家庭にとっては魅力的です。まず扇風機のような巻き込み事故の心配はないですし、送風口が熱くなりすぎることもありません。
羽根がないという特徴は、省スペースや掃除のしやすさにも繋がっており、他メーカーとは比べ物にならない程、扱いやすさを感じられます。
暖房能力は、適正8畳となっていますが、20畳の部屋で使っても、ほんわかと暖かさを感じることができました。
設定風量は、音が大きくなっていくものの、かなり強い風まで設定可能です。
最小 / 最大運転音 – ファンモード | 涼風モード 24.4dB / 48.7dB 温風モード 30.2dB / 40.2dB |
最小 / 最大消費電力 | 涼風モード 5w / 44w 温風モード 1,200w |
空気清浄能力 適用床面積 | 8畳(30分*V) / 23畳(60分*VIII) (8畳清浄の目安 30分*V) |
暖房能力 適用床面積*VII | コンクリート住宅 8畳 / 4.5畳 木造住宅 6畳 / 3畳 |
ユーザーとしてデメリットを感じるかもしれないのは「電気代」です。
ヒーターは、「最大1200W」
同じ時間、同じ温度で使った場合、エアコンの方が電気代は安くなります。
ただダイソンは単純にヒーターだけでなく、空気清浄機としても働いているのを考えると、それほど大きなデメリットにはならないかも。
使って楽しいアプリ
スマホアプリで操作できるので、家でも外でも操作で”全部できちゃう”って感覚は楽しいです。
北海道でも、沖縄でもネットが接続されていれば操作可能。
このアプリさえ見れば、気温や湿度、空気の綺麗さなど、室内の状態が手に取るようにわかるようになります。
またアプリ内のスケジュール設定は、かなり使える機能です。
例えば、
月・水・金の朝6時~8時、夜は19時~22時(ヒーター)
火、木、土の朝7時~9時、夜は20時~23時(ヒーター)
という予約スケジュールを組むこともできますし、新規スケジュールはどんどん追加(カスタマイズ)していけます。
スケジュール予約して、時間通りに家に帰れないときでも、スマホで電源を消せるって安心感は「IoT家電」ならでは。
評価
ダイソン ホット&クール は、細部にまで気が利いている機能性とデザインが、最大の魅力。
紹介した機能以外にも、転倒防止ジェルや、首角度が上下できるようになっていたりと、ユーザーがほしい機能が散りばめられていて、そういうところが価格が高くてもユーザーを引き寄せているのかなと。
はっきり他メーカーの扇風機やヒーターとはレベルが違います。
まとめ
ダイソンは、サイクロン掃除機から有名になった高級家電ブランドですが、ロボット掃除機、空調家電、ドライヤーなど製品も幅広くなってきています。今回は改めてダイソン製品の良さを感じたので、ロボット掃除機も気になってきちゃいました。