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サッカー解説者・評論家の格付けランキング!ワースト1位は?

最終更新日 2021/9.3

「日本では○○はダメ!という批判や批評が非常に多い。何事においても批判というのは、常に何かを発展させる言葉でなくてはならない」

デットマール・クラマー

 

サッカー解説者&評論家の格付けランキング

日本のサッカー界は、選手やクラブチームだけでなく、情報を発信するメディアも評価される立場になると、さらに成長が加速すると言われています。そこで今回は「サッカー解説者・格付けランキング」を紹介!

*格付けは、S級、A級、B級、C級、D級の5段階評価。

秋田豊

評価  D級
元日本代表DFで、競り負けないヘディングは代名詞。単純な表現力という意味では語彙が多くなく、伝えるという解説者としては不器用な印象です。感覚の話も多いので、似た感覚をもつ人でないと理解がしにくいことも。それでも喜怒哀楽が分かりやすいキャラでもあり、見た目からのギャップもあって、顔が見れる番組のほうが合っていそうです。

岩政大樹

評価 S
サッカー解説者としての経験は浅いものの、選手としての経験値をとてもうまく扱っている印象です。言語化する能力が高くて言葉選びが的確。受け取る側の分かりやすさへの配慮も感じられます。紳士的であり、DF出身ならではの戦術理論と具体的な守備方策や視点があり、より深い学び、議論に発展させてくれそうです。そこまでテレビ慣れしていないところに愛嬌も。

永島昭浩

評価 D級
よく噛むキャラクター。フジテレビアナウンサーのお父さんという印象が強いかも。それほど多くの解説の仕事はされてないので、解説者としてはあまり評価ができません。人当たりが良さそうで憎めないタイプ。コミカルな面白さが魅力。

前園真聖

評価 D級
禁酒中のバラエティタレントさん(笑)メディアの露出が多いので、活躍した選手時代を知らない方も意外と多いです。コメントは的に当たっていたり、大きく外していたりですが、サッカーに対する誠実さや明るい存在感は抜群。これからもサッカーだけでなく、メディア×スポーツの架け橋として活躍しそうな方です。

福田正博

評価 C
真面目に話していても、軽い感じになってしまう言葉使いがもったいないです。現役時代の経験から得られたFW目線の解説はユニークな面もありますが、戦術的・論理的な説明はない印象。初心者に分かりやすい解説ですが、入口だけではなく、1歩2歩先に引っ張ってくれる存在であってほしいです。

水沼貴史

評価 B級
すでに大物ベテラン解説者の領域で、国内外リーグ関係なく安定感があります。解説者としても長く活躍している方なので、そのぶん新しいものを気付かせてくれるアウトプットは減っている気も。以前、スタジオで解説ぶりを見る機会がありましたが、解説よりもダンディなカッコ良さのほうが印象に残っています。

鈴木隆行

評価 D級
最近、フジテレビでよく起用されています。テレビは深い部分まで掘ることが難しいという意味で民放放送の枠に収まってしまっているかも?ファイトスタイルがあった選手時代と同じように個性があるかと言われれば?マークです。少し言葉が聞き取りづらいことがあります。

松木安太郎

評価 C級
面白いです!一方で評価が難しい方です。監督時代には、選手達に「お腹痛くないか?」と聞きまわってハーフタイムが終わったという伝説の持ち主。いっしょに騒げる楽しめる解説なら日本一です。キャラクターが完成されており、コアなサッカーファンにも認められる存在。突き抜ける個性の大切さを教えてくれます。

内田篤人

評価 A
愛されキャラのウッチー。人柄、実績、ネームバリューも抜群。サイドバック出身の解説者は珍しいですし、怪我で早く引退したということもあって、現役選手との距離感も近く、インタビューでも普通なら飛び込めない領域に入ってしまいます。現代サイドバックとして「攻守の2局面」を主観的・客観的に捉えられる貴重な存在。ヒヤヒヤすることもパっと言っちゃう性格ですが、許される人柄がすべて。

城彰二

評価 D級
解説者としては、深くサッカーを知りたいファンには物足りない印象です。経験や知識に裏付けされたロジカルな視点を、わかりやすい言葉で言語化していくって流れの中だと、解説者として差別化するのが難しくなりそう。我が道タイプのFWでありながら、画面上のほんわかした緩さは魅力。

福西崇史

評価 D級
現役時代は身体能力が非常に高くて、日本では珍しいタイプの選手でした。完全なイメージですが、落ち着きがあって感情の揺れを見せないタイプ。やっぱりイケメンが最大の特徴。すでに指導者をやりたいと公言されているので、今は膨大なインプットをして指導者として着実にステップアップしてほしいです。女性ファンが多いのはサッカー界にとって間違いなくプラスです。

戸田和幸

評価 S級
コアなファンが喜びそうなサッカーの深さを伝えてくれます。民放ではあまり言えないであろうことも言葉にしてくれるので、サッカーの深さや楽しさを知れて、ファンの成長にも繋がりそう。ただ指導者を目指しているので、いつかいなくなってしまいます。現在は、解説の有料配信もされていて、これまでとは違うビジネスモデルで業界に一石を投じています。その姿勢から学ぶべきことは多いはず。個人的には、そろそろJリーグの監督やっていいのでは?と感じます。真面目、情熱、論理的、現実主義という印象があるので、下位チームを立て直す仕事を見たい。

川勝良一

評価 A級
スカパーを見る人にはお馴染の解説者。戦術や個人においても細かい部分まで、かみ砕きつつ説明してくれるので、視聴者にもファンが多い印象。民放でもこういう解説者を1人は入れてほしいと思える方です。

中山雅史

評価 C級
引退の二文字に抗う選手兼コーチで、テレビ朝日で解説もしています。抜群の知名度とテレビ向きな性格で、視聴者の人気もありそうです。FW視点の解説が得意ですが、言語化には物足りなさも感じます。多くの選手から尊敬される存在であり、自然と懐に入ってしまうキャラで、選手から意外な言葉を引き出したり、普通のインタビュアーには真似できないことがやれる人。

中西哲生

評価 D級
あまり試合解説の仕事はされていませんが、繋がりのあるベンゲル、ストイコビッチなどの名前ある方の影響を受けやすい印象があります。それは柔軟性があって良いことですが、知識=自らの経験ではないため解説者としては言語化しきれない不器用さも垣間見える。地上波テレビで活躍するほかに、Nメソッドなど、解説以外の分野でも期待したい方です。

澤登正朗

評価 C級
キックやゲームメイクなどの視点や解説が得意。選手として裏付けられた論理的な思考を感じます。ただ守備戦術などに対しては、そこまで踏み込んだ解説は少なく、どこか窮屈さがあります。このへんは民放解説という難しさを抱えているのかもしれません。

金田喜稔

評価 C級
ちょっと荒っぽさがある解説をするので、見る人を選びそうです。よく選手を見ているので、たまに思ってもいない部分で気付かされます。ただ試合中に変わったシステムや戦術への深い指摘はあまり見受けられません。ただ選手や協会など誰に対しても、へりくだる態度や表現をしないので、見ていても聞いていても気持ちがいいです。

早野宏史

評価 D級
とんでもないオヤジギャグで実況者と視聴者を困らせるのが得意。といってもスタンスを変えず、誰にもこびる様子がないのは、好印象。ただ自身の監督経験を生かした言葉は少なく、そのせいか解説者としての存在感には物足りなさを感じてしまいます。

北沢豪

評価 D級
主に日本テレビで解説。態度が大きいと言われてしまうほど、存在感が大きいタイプ。キャラクターも知名度もあり、民放番組でも少しチャレンジしてほしいなと思うときもありますが、サッカー協会の会見では、田嶋会長や森保監督よりも堂々とした大物オーラを発揮しており、すごい存在感です。

清水秀彦

評価 C級
監督経験のある解説者。主にフジテレビで解説をしていて、始めてワールドカップ出場を決めたときの叫び声がとても印象的です。的を得た解説が多いのに、説得力に欠けてしまうという不思議な一面があります。

藤田俊哉

評価 C級
リーズユナイテッドの現場で活躍中。サッカーが好きなんだなというのが伝わってくる言葉が多いです。ただ解説者として抜きんでた部分はないかもしれません。それでも指導者として海外に挑戦するなどバイタリティに溢れていて、マネージメントや指導者としての将来には期待が膨らみます。

名波浩

評価 B級
ジュビロ磐田の元監督。解説者としては深い視点を持っていてプレー1つ1つの細かい指摘が多かったように思います。そういう部分は、現役時代から数センチのディティールにもこだわっていたプロとしての凄みを感じさせてくれる方です。個人的には解説よりも指導者に向いていそうな気がします。サッカー大好きオーラがある人。

岩本輝雄

評価 A級
感覚的で天才肌のイメージがありましたが、短いワードで的確に本質を指摘するので、見ている側に伝わりやすく分かりやすいのが特徴的です。性格的に明るくて、ハッキリしている方で、それが良い意味で解説に表れている気がします。言葉の節々に指導者としての資質や目線も持っている印象です。

小島伸幸

評価 C級
たまにNHKで解説されています。GK出身の解説者は珍しいですが、安定感のある解説っぷり。ただ守備面以外の部分でいうと、そこまで深度のある解説は少ないです。以前、所属するマネージメント会社の繋がりでお会いする機会があって、スポーツマンっぽく快活で気持ちのいいオジサンという印象があります。

岡田武史

評価 B級
日本サッカー界の重鎮。ゲーム中の現象と対策を解説してくれますが、代表監督の戦術的な狙いなど、あまり突っ込んだ解説はない印象です。その意味では安定と安心感はありますが、どこかロマンを選べなくなった監督時代(後期)と重なります。現在は、FC今治の代表兼オーナーをされていて、育成年代のプレー原則作成など日本サッカーのため、ロマンのあるプロジェクトをされています。

山本昌邦

評価 D級
ロシアワールドカップは、NHKのゲスト解説として活躍。独特な言葉の表現をする方ですが、視聴者としては気を引かれるものの、その先はあまり面白みがなくなってしまう解説が多いです。どちらかというと解説者より指導者をしている方なのかな?というイメージがあります。もうちょっと視聴者が楽しめる工夫がほしいです。

風間八広

評価 A級
元名古屋グランパスの監督。今の常勝フロンターレの基礎を作った指導者。フリーとなった最近はフジテレビで解説。言葉使いが巧みで分かりやすいです。玄人が喜びそうな細かい流れの解説、起こっている現象についての問題点も的確に言葉にします。その言語化力は、監督としても存分に発揮されていそうです。

宮本恒靖

評価 D級
一見クールだと思いきや、解説者としては「繋げて」「そこ」「いま」など、なぜかピッチ脇にいるかのように話してしまう。ビルドアップ失敗しても、舌打ちはダメです(笑)感情が入り過ぎてしまう代表戦の解説は向いていないかもしれません。

中村憲剛

評価 S
2020年、現役引退。川崎フロンターレのアイコンで日本代表としても活躍。めちゃくちゃ頭が良い印象で、サッカーの現象のすべてを説明できるんじゃ?と思うほどの才能を感じさせます。現役生活の終盤では、言葉の影響力も知っていて、チームメイトにもあまり言い過ぎないって感覚もあるとインタビューで答えています。もうその時点で選手というより指導者の領域。TBSの戸田さん×憲剛さんのダブル解説は聞いてて楽しいです。

森岡隆三

評価 A級
理路整然とした解説で、言語力もあります。解説者とのバランス感覚も押し過ぎず引き過ぎずってラインコントロール感があります。さすが代表DF!ってことを感じさせてくれますが、基本的には、経験に基づいた守備者の視点に重心があります。これから立ち位置を指導者にしたりって上積みがあると、解説にもより深みが出てきそうで楽しみな方です。

 

ワースト解説者

 

セルジオ越後

評価 D級
技術、戦術的な分析はあまりせず、足が止まっている言葉が多い印象です。口癖としては「協会は」「監督の責任」「南米なら」というのが決まり文句になっています。批判をすることで成長させたい意図は感じます。ただ、その批判が今の日本サッカーのレベルアップや、スポーツメディアの成長に繋がっているかは微妙なところ。

でも辛口解説のはずが「やった~」っと思わず喜んでしまう可愛さ、長年続けられている少年サッカー教室などの草の根の活動は、闇雲に「嫌い!」と言う前に知っておきたい一面ですし、なによりプレーヤーとしてめちゃくちゃうまい。

個人的には、もっと深く激しい辛口で日本サッカーを発展させる表現を期待したいです。

*追記:「学生サッカーのベンチにいる選手に試合をさせろ」って切り口は聞いていて気持ちよかった。

 

ワースト記者

 

杉山茂樹 (スポーツライター)

評価 なし
アジア大会のわずか1試合で森保監督の批判をするライターさん

森保監督の指導者能力を肯定はしませんが、試合中に起こった現象について、深い分析をしないため、根拠のない批評になる傾向あり。その結果、スポーツや人への敬意が欠けてしまう印象です。

サッカー初心者だったり、広く情報を集められない読み手が、鵜呑みにしてしまう怖さがあります。ただ解任しろっていう流れではなく、「ロジカルな分析を出して、これができていないから変えろ」という建設的な思考がほしい。

見出し記事として利用する出版社やメディアもあるため、読む側のリテラシーを試させるライターさんです。

 

まとめ

格付けに関しては、独断と偏見で評価しています。

今回は「技術や戦術知識の深さ、真摯に伝える丁寧さ、分かりやすい言語化力」が高評価のポイントです。

もちろん、この評価基準は絶対ではありません。もし初心者にとって楽しくて分かりやすい解説者という基準なら、まったく違うランキングになるでしょう。

Youtube や SNS の大衆化などで、そろそろ解説者にも個性が必要な時代になってきたのかなと思うと、その部分は嬉しく感じています。

もちろんメディアから情報(知識)を受け取る私たちも、単に良い悪いのレッテルを貼るのではなく、時々でも仕事ぶりを見て、アップデートしていける評価をしていけたらいいですね。

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