いよいよ iPhone12 が発売!
iPhone では、はじめて 5G に対応したモデル。
有機ELを搭載し、スペック面でも着実にパワーアップしていて、使いたいと思うユーザーも多いようです。
ただ新しいワイヤレス充電「MagSafe」が採用されていたり、充電アダプタが付属されなかったり、これまでとは少し違う内容になっています。
そこで当記事では、これまでと変わった充電方法や、急速充電をするにはどうしたらいいか?を詳しく解説していきます。
後半では iPhone12 で使えるおすすめの急速充電器とケーブルも紹介します
目次(ページコンテンツ)
iPhone 12|急速充電する方法
これまでの iPhone は、ライトニングケーブルの急速充電だけでしたが、iPhone12 は、ワイヤレスでも早い充電(MagSafe)ができるようになっています。
充電スペック
まずは、充電関連のスペックをチェック!
充電スペック | |
バッテリー容量 | 2,227mAh |
ポート形状 | ライトニング(Lighing) |
急速充電 | 20W |
ワイヤレス充電(MagSafe) | 15W |
ワイヤレス充電(Qi) | 7.5W |
対応する出力は、これまでの 18W(ワット) から 20W(ワット) にグレードアップしています。
スペックとしては 20W が最も速い充電になり、付属する Lightning ケーブルと別売りの電源アダプタを繋ぐことで 20W の急速充電が可能です。
急速充電の条件
急速充電するのに必要なのは
20W以上の出力ができる充電アダプタ(PD対応)です。
でも、iPhone 12 シリーズの付属品には、充電アダプタが付いていません。
アップルは、これまでも「iPhone 11 Pro」と「11 Pro Max」以外、すべて 5W 充電アダプタを付属していたので、購入パッケージだけでは急速充電ができないようにしていました。急速充電したいなら別で買ってくださいという姿勢は安定していますね
そのため、このタイミングで「充電アダプタ(20W)」も新しく発売。
2,200円(税込)
印象的にはサイズが大きくなったのと、この価格ならもうちょっとパワー大きくできたのでは?と思えるスペックです。
環境に配慮して付属品を無くすのは良いことだけど、1~2年後にまた 高出力のアダプタ買わせたら意味がないような気も…
MagSafe
iPhone12 で大きく変わったバッテリ機能は、MagSafe というマグネット式のワイヤレス充電が採用されたことです。
MagSafe(マグセーフ)は、通常のワイヤレス充電である Qi(チー)規格の2倍の速さ
最大 15W(ワット)充電ができる仕様です。この充電器も別売りで、価格は4,950円(税込)
ただ機能性に欠点もあり、使い勝手は悪いという評価も多いです。
マグネット式になると、置いたときにずれて充電できてなかった!ってことは無くなりますが、これまでより「取りやすさ」の気楽さがなくなり、「マグネットを外す」という動作が増えてしまうのがデメリットになります。
ワイヤレスで急速充電するなら MagSafe の一択。
使いやすさよりも、とにかく「速さを重視」「小さいワイヤレス充電器がほしい」というユーザーに向いているのが MagSafe です。
また MagSafe にもアダプタは付属していないので、別売の充電アダプタ(15W以上)が必要になっています。
今後発売される MagSafe の充電器で注目されているメーカーは「Belkin」です。
iPhone, Apple Watch, AirPods を3台同時に充電できたり、マグネットで iPhone が固定できるメリットを生かしたカーチャージャーも注目されているアイテムです。Magsafe (マグネット式)の特徴を考えると、iPhone を取るときに充電器が動かない機能的デザインが主流になっていく気がします。
iPhone12|おすすめ充電器をタイプ別に厳選!
今回は、Amazon や セブンイレブンでも置かれる人気のアンカー製品から厳選します
メーカー&価格情報まとめ
メーカー | 価格 | |
1 | Anker | 1,780円 |
2 | Anker | 2,000円 |
3 | Anker | 2,599円 |
4 | Anker | 3,990円 |
5 | Anker | 4,299円 |
*価格は 2021.9.7 時点/Amazon
1. Anker
PowerPort III Nano 20W
・最安モデル ・ケーブルセットも選べる ・最大出力は 20W |
1,700 円台の安さが魅力
最大出力 20W のコンパクトサイズで、持ち運びに優れますが、折り畳みプラグでないのが欠点です。この充電はライトニングケーブルのセットが選べるので、環境を揃えたいユーザーはそっちを選ぶのがベスト。ただしセットになると価格は 2,500 円程になります。
選べるカラーは、ホワイトのみ。
2. Anker
PowerPort III 20W
・コスパ最強 ・最大出力は20W ・折り畳みプラグを採用 |
折り畳みプラグを採用し、コンパクトで持ち運びがしやすくなった小型チャージャー
最大出力は 20 W(ワット)で、iPhone12 の最速の充電スピードを引き出します。また新規格のワイヤレス充電「MagSafe」のアダプタとしても使うことが可能です。
やっぱり折り畳みプラグは、持ち運びするのがめちゃ楽です。価格も他メーカーと比較してもコストは低く抑えられていて、 1 ポート充電器としては、現時点でコスパ最強といえます。
3. Anker
PowerPort Atom III Slim
・折り畳みプラグ ・薄型で持ち運びやすい ・最大出力は 30W |
同じシリーズの 45W タイプを使っていますが、薄くて運びやすく、壁コンセントとの相性が抜群のモデルです。
ただし 45W だと本体カラーがブラックしかないので、iPhone 付属ケーブルを使うなら 30W タイプのホワイトがオススメ!
30W 出力でも、機種によってはタブレット、ノートPC にも使えちゃうパワーなので、60W などの高出力を求めないなら充分です。
4. Anker
PowerPort Atom PD 2
・USB-C ポートを2つ搭載 ・最大出力60W(同時は30W) ・折り畳みプラグ |
1口だけのポートじゃ足りない!ってユーザーにおすすめの充電アダプタ
本体には、USB-C ポートが2つあって、1つだけ使うときは最大出力が60W 。2つのポートを同時に使うときは、最大30W(片側)になる仕様になっています。
複数のデバイスを使っていると、1つじゃ足りないって場面も多いので、かなり安心できるポート数です。
少し値段がするのと、縦×深さのサイズが約7センチあって持ち運びには向かないのが欠点。
5. Anker
PowerPort Atom III Slim (Four Ports)
・卓上タイプ ・最大出力が65W ・4つのポートを搭載 |
コンセントから離れたデスク上に置ける卓上タイプ
USB-C ポートで 45 W、USB-A ポートで 20 W の最大65 W(ワット)になっています。USB-C が1口、USB-A が3口搭載され、最大4つのスマホやガジェットが充電できるのが魅力です。
デスク周りはこれ1台あれば、足りてしまうことが多いです。便利なぶんだけ価格は少し高いですが、そのぶん満足感が得られる機能性になっています。
まとめ
まだ iPhone 12 の詳細な入力値は判明していませんが、実際は 20 W の充電でも 18 W とあまり変わりません。そのため iPhone だけを急速充電したいユーザーにとっては、18W が最低限必要な出力条件といえそうです。
充電ケーブルは、iPhone12 の付属ケーブルでも急速充電に対応していますが、追加購入や、壊れたとき用の予備ケーブルとしては Anker 製がおすすめ
iPhone に適合する「MFi 認証」を持つケーブルで Amazon でも人気のUSB to Lightning ケーブルです。
以上、iPhone12 を急速充電する方法&おすすめ充電器とケーブルでした!