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iOttie Wireless Review
おしゃれな充電器が少ない中で、存在感が際立つ「 iOttie iON Wireless 」
ファブリック(繊維)の素材感を生かし、暖かみを感じることができるデザインが特徴になっています。このモデルは、部屋の雰囲気を壊さないと評判で、個人的にも以前から注目していた充電器です。
そこで今回の記事では、 iOttie iON Wireless を徹底レビュー!
iOttieとは アメリカのニューヨークを拠点とするスマホ周辺機器メーカー。主力製品は、ワイヤレス充電器、ワイヤレス・カーチャージャーです。おしゃれでモダンなデザインは他メーカーにはない強みになっています。 |
外観と付属品 |
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まずは iON Wireless の外観やサイズ感などを紹介します。
パッケージ
製品品質のバロメーターとなるパッケージ
開閉はマグネット式で、中の製品も動かないようにフィットした設計。さすがにニューヨーク発のブランドだけあって、パッケージデザインも洗練されている印象です。開封する前から期待感がもてました。
付属品
同梱される付属品は4つ。
・充電パッド(本体) ・充電アダプタ ・USB-A to USB-C ケーブル ・取扱い説明書 |
説明書はほぼ英語ページで、数ページだけ日本語になっています。少し物足りないかもしれませんが、難しい操作はないので、これでも十分。
サイズ
iOttie Wireless の本体サイズは、かなりコンパクトです。
iON Wireless mini | |
幅 | 9cm(センチ) |
奥行 | 6.48cm(センチ) |
高さ | 1.8cm(センチ) |
重量 | 66g(グラム) |
1000円札と比較
重さも60gとMサイズの卵1個分くらいになっていて、これだけ軽いと持ち運びもできそう。
カラー
選べるカラーは「アイボリー、アッシュ、チャコール、ルビー」の4色です。
画像はアッシュ
アッシュは比較的どんな色にも合わせられるので使いやすいカラー。もし置くテーブルが黒やダーク系ならアイボリー、ルビーが映えます。
他メーカーだと、ブラックかホワイトしかない場合がほとんど。これだけカラーがあると、いろいろな雰囲気の部屋に合わせることができますね。
使い方 |
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iON Wireless の使い方は簡単で、誰にでも分かりやすくなっています。
設置・操作方法
USBケーブルを充電パッドと充電アダプタに挿し、次に充電アダプタのプラグをコンセントに挿すのみ。
あとはスマホを置くだけでOK!
充電が始まるとLEDランプが点灯します。ちなみに iPhone11 だと置くと手に振動がくるので、充電ができているかは瞬時に分かります。
機能と性能 |
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iOttie iON Wireless の充電性能とは?
最大出力
最大出力は、iPhoneなら7.5W、Androidなら10Wとなっています。どちらの機種を使っていてもユーザー側が設定する必要はなく、適切なパワーで自動的に充電がされます。
充電スピード
7.5Wで iPhone11 を充電すると、フル充電まで「4時間」
フル充電は、やはり時間が掛かると感じますが、50%なら「1時間35分」
スマートフォンの場合、ワイヤレス充電でもケーブル急速充電でも、後半になるにつれて充電スピードが遅くなるように設計されているので、フル充電だけはどうしても遅くなりがちです。
使用感と評価 |
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ワイヤレス充電を使うとき、一番気になるのはスピードだと思います。今現在、発売されているワイヤレス充電器では、10Wは最速クラスです。その意味では、iOttie は速いワイヤレス充電器になります。
どの程度のスピードなのかを計測しているのでここで紹介します!
*スマホの充電に対しては、安全規制があるためワイヤレスは「10~12W」、USBケーブルを使った急速充電の「18W」が限度になります。 |
充電時間を計測
参考機種 : iPhone11(残量ゼロ)
充電時間 | バッテリー容量 |
30分 | 18% |
60分 | 34% |
90分 | 49% |
120分 | 62% |
150分 | 75% |
180分 | 87% |
210分 | 96% |
240分 | 100% |
*時間は機種によって異なります。
デザイン性
iOttie – iON Wireless 最大の特徴であるデザインは、明らかに中国メーカーにはないもの。パっと見ただけでは充電器とは気がつかないので「なにこれ?」と聞かれることもありますが、やっぱりデザインは好評です。
自宅や職場には、ほかのワイヤレス充電器も置いていますが、聞かれたことはありません。黒や白の充電パッドは、やっぱり見ただけで充電器と分かるみたいですね。
スタンドタイプ
ファブリック素材は暖かみがあるので、部屋も性別も選ばないですし、おしゃれな充電器がないと感じているユーザーには特に喜ばれそうです。
サイズ感
とにかく小さくて軽い!パッケージを見ただけでも驚くと思えるレベルです。
その反面、充電できる位置はシビアになっていて、少しズレると充電モードにならなかったりすることがあります。パッドが小さいからこその問題ですが、充電モードになると振動で分かるので、あまり気にならないかもしれません。
コスト
iOttie iON Wireless のコストですが、正直安いとは思いません。でも通常タイプが5,000円を超えていた頃を知っているので、前より購入しやすくなった感覚はあります。
さすがに中国系のアンカーなどにはコストでは敵わないですし、これ以上安くできるのか?は未知数です。
評価
製品の評価としては、性能と価格のバランス取れていますし、なによりデザインに優れています。
いまのところ、他メーカーでは見つけられないワイヤレス充電器です。
まとめ
以上、iOttie iON Wireless の徹底レビューでした!
他社メーカーには、これぞ「充電器」というようなアイテムがほとんどで、どれも同じようなデザインが並んでいます。コストが安く同じモノでもいいのですが、iOttie のようなデザイン性の高い充電器がもっと増えてほしいと、どこかで期待してしまいます!